ログイン    

メインメニュー
御嵩小の教育
トップ  >  図書館教育

「目書館に親しみ 読書の楽しさを味わう子を目指して」

 

 本校では、より多くの児童が読書に親しみ、読書の楽しさを味わえるようにするため、学校の教育目標「のびよう きたえよう せいいつぱい」を受け、図書館教育の目標を「図書館に親しみ、読書の楽しさを味わう子を目指して」としました。そして、全校体制で、「ほっとできる空間の図書館作り」「全校体制での図書館教育の推進」「本と触れ合う時間を増やす」「保護者・地域との連携」の4点を重点に置いて取り組んできました。

 

1.ワクワクドキドキ、新しい情報がいっぱい・ほっとできる空間の図書館作り

 

 「図書館に親しませる」「本の楽しさを知らせる」ことが大切と考え、図書館の環境作りに重点を置いて取り組んできました。また、学校図書館は、教室ではなく保撻室でもなく、心を癒やしてくれる部屋・・・そんな図書館をもめざして環境づくりを進めてきました。

  

  ①足を運びたくなるような図書館 

 
  •   図書館に誘う廊下掲示の工夫をしました。学校を街だと思うと廊下は通りです。「入つてみたくなるような素敵なお店Jという感じで、季節感や子ども達の取り組みを取り入れて飾つたり、新刊本やおすすめの本などコーナーを作つて強くアピールできるようにしました。
 
  •  「入つてみたいな」と思わせるような看板を図書館の入り口に吊り下げました。ピーターバンと虹をモチーフにして、見るだけで心が引き込まれるように作成しました。また、裏面はジャックと豆の木をモチーフにして「広げよう!本の世界を」の言葉と共に本の世界に引き込めるよう工夫しました。
 
  •  児童集会で図書委員会の考えたキャラクター「ブックん」を登場させました。ブックんからのクイズなど、その語り口調は子どもたちに図書館への親しみを与えました。また、みんなが知っているアニメソングの替え歌で「図書館へ行こう!」のテーマソングを作り、図書館祭り中の休み時間に放送しました。音楽がかかると曲のイメージに合わせて踊りだす子どもたちの姿も見られ、「楽しい図書館」というイメージの定着に一役買っています。
 

 

 ②明るく親しみやすく、小綺麗な図書館 

 
  •  レストランには欠かせないカフェカーテン。癒しの場でもある図書館を「本のレストラン」にしたいという願いで、陽の当たる南側ににカフェカーテンを取り付けました。本の日焼けも防ぎます。また、ぬいぐるみや観葉植物も置いて、ほっとできる環境にしました。
  •  本の世界を容易に味わえるよう、本の表紙を拡大コピーして天丼から何枚か吊るしました
 

 

 ③わかりやすく利用しやすい図書館

 
  •  本の分類が一目でわかる分類一覧表を、図書館の背面に作り、大きく掲示しました。このことによって図書にはいろいろな本の種類があることがわかり、広いジャンルの本を読むことができました。また、昨年度までは各教室においてあった図書カードを図書館にまとめて置くことで、全校で読書に取り組む意欲づけになりました。子どもたちは、友達のカードの色に刺激を受けています。 

  ④新鮮で活気のある図書館

 
  • 季節の本の紹介などのコーナーを設置しました。1か月ぐらいでテーマを替え、各コーナーに飾るようにしました。また、テーマを持って何冊か集めることで、本の魅力はさらに増しました
 

 

 

 2.全校体制での図書館教育の推進

 

 ①学習指導部による職員会での毎月の提案

 

  •  学習指導部より教育目標「のびよう きたえよう せいいっぱい」の具現として毎月の職員会に、「図書館指導について」「推薦図書について」「家読の取り組みについて」「先生のお薦め本について」などを提案していきました。11月には、「図書館祭りの取り組みについて」を提案し、全校体制での取り組みとなるよう働きかけました。こうして、先生方が教育として読書指導をとらえ、担任が読書指導に取り組むことを大切にすることによって、子どもたちの読書への姿勢が少しずつ変わってきました。
 

 

  ②全校職員による図書館の整備作業

 

  •  夏休みに、6年ぶりとなる職員作業を行いました。高学年600冊あまりの本を廃棄しました。そのおかげで、本を余裕を持って並べることができ、表紙が見やすくなりました。
 

 

 ③図書館の本の購入

 

  •  図書館の本の購入は、担任の意見を聞いた上で学校図書館司書と相談しました。限られた町の予算を有効に活用できるよう、調べ学習の本や推薦図書などを計画的に購入しました。また、毎年、図書委員会になった子どもたちが、読みたい本を選んで購入することもしています。
 

 

 ④学級文庫・学年文庫の充実

 

  •  学級文庫や学年文庫は、リサイクル本や家庭からの寄付本などで充実させました。また、国語学習の単元と合わせて「言葉の本(2年生)」「食べ物について(3年生)」などを学年の廊下に配置し、いつでも読めるように工夫しました。
 

 3.本との出会い、本と触れあう時間を増やす

 

 ①児童や教師によるおすすめ本の紹介

 

  •  図書館や図書館前の廊下に、おすすめ本の紹介カードを先生や児童の顔写真と共に展示しました。また、5年生は読書感想カードを、3年生は本の帯作りや紹介カードを作成し、図書館に掲示しました。
 

  ②読み聞かせやブックトークの実施

 

  •  子どもたちによる読み聞かせとして、図書委員会、保健委員会による本や大型絵本の読み聞かせを昼休みを利用して実施しました。教師による読み聞かせとして、日頃は授業を受け持ってもらうことのない他のクラスの担任や、8年生の先生方による読み聞かせやブックトークを行いました。また、学校図書館司書は、全校テレビ放送でブックトークによる新刊の紹介をしました。この日の昼休みには、新刊の本棚は、すっかり空になりました。

 

 

 

 ③児童の手で読書の楽しさを広める図書館作り

 

  •  11月を読書月間(図書館祭り)として位置づけました。児童集会でおすすめ本を紹介した寸劇をしたり、お昼の放送で推薦図書の紹介など読書への啓発活動を行ったり、図書委員の子どもたちがおすすめ本の帯を書くなど、委員会の子どもたちの活動を前面に出しました。また、全校の中心である運営委員会もおすすめ本を放送で紹介してくれたりと、他の委員会のバックアップもあり、子どもたちは自身を持って楽しみながら活動することができました。

 

 

 

 

 

 ④じっくり読書する時間を設ける全校読書の実施

 

  •  毎週木曜日の朝の活動を、全校読書の時間として「朝読書」と位置づけ、読書に親しむ機会を設けました。学校に来た子から本を読むように委員会が放送で働きかけています。

 

 ⑤推薦図書と推薦カードの作成

 

  •  各学年8冊ずつ推薦図書を選定し、推薦図書カードやコーナーを設けました。

 

 ⑥個人図書カードの見直しと個人読書ファイルの作成

 

  •  個人読書ファイルを作成し、1年が終わったらそこにカードや家読の取り組みカードなどをファイルしました。また、図書カード入れの工夫による読書の啓発を行いました。

 

4.保護者・地域との連携

 

 ①読み聞かせボランティア「ぞうのみみ」の皆様の読み聞かせ

 

  •  地域の読み聞かせの会「ぞうのみみ」の皆様の読み聞かせを、朝読書の時間と月曜日の昼休みに実施させていただいています。児童のために、季節や行事を考えた絵本、児童の興味・関心を持つ本などを選び、読み聞かせをしてくださっています。児童の発達段階に合ったいろいろな種類の本を読んでいただけたり、大型絵本や時には音楽付きの本を読んでいただけるため、児童は大変楽しみにしています。また、ぞうのみみのメンバー募集の案内を配布し、会員の増加を目指しています。

 

 

  ②家読の取り組み

 

  •  6月と11月に図書委員会からの呼びかけで、家族で本に接する機会を増やすためと、コミュニケーションを図る目的で家読週刊を設けました。6月のお家の方の感慨深い感想を一部紹介したことで、11月にはより深い家読をすることができました。

 

 

 

 

 

【成果】 

 

  • ① 図書館に誘う廊下掲示、入り口看板の工夫、図書館キャラクター「ブックん」の活用、本の紹介コーナーの設置、分かりやすい分類一覧表の作成、図書カードの保管場所の工夫等により、ワクワクドキドキ、新しい情報がいっぱいで、子どもたちが行きたくなる図書館になり、図書館に入る子がぐんと増えました。
  • ② 読書を学級経営の柱にする学級も出てきて、学校図書館教育の重要性の意識が高まってきました。
  • ③ おすすめの本の紹介や読み聞かせ、ブックトーク等により、本を選ぶ助けになっていました。また、委員会の呼びかけにより、子どもたちの意欲が高まり、図書館に足を運ぶ子が増えました。
 
  • ④ 本を借りて読書しようとする児童が確実に増えてきました。一人当たりの本の貸し出し冊数は、平成21年度は年間で、低学年70.0冊、中学年66.9冊、高学年47.7冊でした。翌年度の4月~11月末までで、低学072.6冊、中学年66.2冊、高学年49.3冊です。前年度を上回るすばらしい読書量です。
  • ⑤ 家読の取り組みは、本を読んでもらったり、本を通して会話を楽しんだりして、親子の触れ合いを深めることに繋がっています。今後は、さらに家読の取組の機会を増やしていきたいと思います。
 

  

  ※H25.1.30 平成24年度 可茂地区学校図書館教育賞 最優秀賞受賞
プリンタ用画面
前
研究推進・学力向上(H26.7 新規追加)
カテゴリートップ
御嵩小の概要
次
交通・環境学習

Powered by XOOPS Cube 2.1© 2001-2006 XOOPS Cube Project
Theme Designed by OCEAN-NET